
有終の美
(2009-12-14)
全7章で構成される本作だが、この7章目は今までで一番の出来で、感動度は原作以上だった
思わず何度も映画館に足を運んで見てしまった
7章に関しては原作ファンの私も期待以上に楽しめた
バトルシーンも躍動感に溢れ、尚且つ1カット1カットが丁寧に作られており、非の打ち所が無い
1?7章全体を通しても話しは深く、式の気持ちの変化も上手く描かれており、十分成功作と言えるのではないだろうか
生きている実感
(2009-12-13)
劇場で初日に見に行きました
本で読んだ通りの情景でした
私が空の境界に出会ったのはほんの一年程前のことで初めて読んだ空の境界の衝撃は相当なものでした
「私とは何か」「生への実感」
少しながらわかった気がします
今作では式の生への実感(殺人)が(他人を愛する気持ち)に変わっていくところが鮮明に描かれていてとても感動しました
自分とは何か、生きる実感を少しでも具体的にしたかった私にはとても心打つ素晴らしい作品でした
泣けた。
(2009-12-11)
今までの流れもよかったが、さすが最終章・・・・・まじで泣いてしまった。
幹也の純な気持ちや言葉・・どれもまっすぐで、見ている自分の心がゆれ動いた。
このアニメがこれで終わらず、ぜひとも「未来福音」も映画化してほしいと思った。
純粋過ぎる程のラブストーリー
(2009-12-11)
「第二章/殺人考察(前)」が学園の変わり者同士のプラトニックなラブ・ストーリーであった様に、その先にある本作もまた純粋過ぎる程のラブストーリーだった。
冒頭は暗く先の見えない「闇」の描写が多く、特に主観映像で街灯の無い路地裏に入って行くシーンは印象的。
お先真っ暗とはこの事か、式の気持ちが分からなくなってしまった幹也の心情を表してい様だった。
タイトルにもなっている「殺人」という行為への独特の「考察」も非常に興味深く。
何故人は人を「殺す」のか?。
「殺人」と「殺戮」の違いとは?。
そしてその行為の代償とは?
...カルチャーショックとまでは行かないがその死生観には唸らされました。
傷付き血を流し大事な物を無くしてしまった式と幹也。
そして自分にとって互いが掛け替えの無い存在だと気付くラストシーン。
幻想的な雪と月明かりで照らされた廃墟の表現がとにかく美しく、まるで2人の為だけに存在するチャペルの様。
エンディング後のエピローグで桜並木を歩く2人。
暗く冷たい「死」の臭いが漂っていた本作で初めて「生」を感じる温かく穏やかな映像がラストカットというのも感動的で劇場版『空の境界』フィナーレを飾るに相応しい場面になっていたと思います。
本編には作品の性質上「猟奇的」or「性的」なシーンも多々ありますが、それらはこの作品には必要不可欠なモノであり、それらの表現を含めたとしても私は本作が純粋なラブストーリーであると確信しています。
最終話らしい出来!!
(2009-12-10)
ついに最終話で、その出来も素晴らしかったです。
やはり話が深いですね、最終話は・・。
荒耶は倒したものの、彼が残した置き土産が最後まで式を苦しませる・・深く悲しい話です。
映像化するとこんな感じになるんですね。
話もよかったですが、やはり個人的にはバトルが一番でした。
スピード感溢れるバトルは何回見ても面白かったです。
登場人物三者三様の悩みと苦しみ、そして導きだした結果・・最後は軽く感動しました。
やはり最後はハッピーエンド(?)が一番ですね。
どうせなら劇場版でなくていいので「未来福音」も映像化して欲しいです。
万人にお勧めできる作品ではないと思いますが、絶対面白いので色んな人に見て欲しいです。