
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
新進気鋭のCGアニメクリエーター・吉浦康裕による初DVD作品。海や大地は姿を消し、歴史が途絶えた廃墟の世界を舞台に、過去の記録を発掘・復元する施設で働く人間の苦悩を描く。特典に短編「水ctコトバ」ct、日本語と英語バージョンを収録する。
内容(「Oricon」データベースより)
吉浦康裕のアニメーション作品がDVDで登場! 主に、人物を手描きアニメーション(作画用紙に鉛筆)で、背景を手描きと3DCGの混合で表現している。
シブイです。
(2006-08-20)
主人公が、発掘された「記録」を復元するのに使う端末の操作画面がカッコいい。ビデオ編集ソフトみたいな感じではあるけれど、とてもよく作り込まれていてよかった。それと本の形をした携帯端末もイカす。
セピア調の暗い画面のなかで淡々と物語りは進む。その暗さが復元される「記録」の色彩を引き立たせていてよかった。値段分の価値はあったと思う。
ストーリーの綿密な創り込みに感動。
(2006-06-24)
本編23分という、時間だけを見るとシリーズアニメの一話分のボリュームしかない作品ですが、120分たっぷり見たような感覚を覚える作品です。
映像のクォリティーはもちろん素晴らしいですが、私が感動したのはそれよりもストーリーとその中で流れるプロモーションビデオ(として位置付けられている「唄」)でした。
特典映像として収録されている「もう一つの発掘記録」を観てから改めて本編を観た時、この作品の中での、上に記した「唄」の意味や位置づけの深さに驚かされます。(唄自体も素晴らしい。ぜひフルバージョンを聴きたい)
「特典映像」というメディアの特徴までうまく使い、時間枠からは考えられないストーリーの奥深さを巧みに創り込んである、素晴らしい作品だと思います。
素晴らしい内容でした
(2006-02-13)
斬新な物語で衝撃を受けました。
短い時間なのに、上手すぎる程美しくまとめられています。
最初は分かり辛い話で「???」が頭上に連発してしまいましたが、最後まで見ると漸く世界観が掴め、ジワジワと感動を覚えました。
その上でもう一度見直すと、シーン、カット毎の映像の意味が全部理解でき、実に素晴らしい物語である事に気づきました。
映像に関してはキャラ動画は手を抜いている感じがしましたが、一人で作成されたのであればこれで十分でしょう。
実写のようにカメラを巧みに回す技術、背景美術も素晴らしいです。
音楽に関してはBGMその物は月並みな気もしますが、映像にとてもマッチしていて良かったです。
物語に溶け込ませる主題歌の演出にも胸に来るものがあります。
世界観が分からない人は何度も見て、しっかり考えて欲しい作品です。
素晴らしい!
(2006-02-09)
映像の作り込みが、とにかく素晴らしいの一言です。
個人制作とは思えないクオリティ。
もちろんそればっかりではなくて、描かれている世界観も
奥深い印象でした。
特典映像として収録されている「発掘記録」を読むとちょっと
難解かななんて最初感じたストーリーがさらに理解することが
でき、楽しめました。
アニメファンばかりではなく映画好きの方も要チェックだと
思います。
やはり特典映像に入ってる短編作品「水のコトバ」もまた違う
味わいで楽しめました。お買い得感高いです。
良質SF
(2006-01-29)
映像の密度がすごい!
ストーリィが難しくてよくわからないところもありますが、映像美だけで大満足です。
ちょっとBLAME!っぽい感じがしました。